「仁義なき戦い」は、第二次大戦後の広島で起きた暴力団抗争を描いたノンフィクション作品で、1973年に映画化されて大ヒット。博多座の会場20周年を記念して舞台化された。全国からメンバーが集まって稽古に臨んでいるだけあって、囲み取材では、各地方ごとの「仁義なき戦い」の様子も垣間見えた。
舞台にはAKB48とその姉妹グループから総勢47人が出演。11月9日から24日にかけて上演され、前半と後半で出演者が入れ替わる。出演者の大半が男性役で、広島弁や殺陣の練習を重ねる日々だ。
AKB48の小栗有以(ゆい)さん(17)は、「普段からなるべく、がに股歩きをして、意識して男性役を追究して、素敵な形でお見せできるように頑張りたい」と、意外な練習法を明かしていた。
話題は「メンバー間での『仁義なき戦い』」にも及んだ。SKE48の須田亜香里さん(27)は、
「SKEは結構、お弁当取る順番が大事。先輩から絶対取るというルールを作りましたよね」
などとローカルルールを披露。1期生が最初に弁当を選び、2期生は1期生が選び終わったのを確認して自分の分を選び、3期生はさらに2期生が選び終わったのを確認して…、といった具合だ。
SKEでは10期生の選考が進行中で、前AKB48グループ総監督の横山由依さん(26)が「10期生の弁当ないかも」と突っ込むと、SKE3期生で比較的年次が高い須田さんは
「数はあるけど、やっぱり…胃袋は正直だから、そこだけは。アイドルとしての努力とかはまた別として、食べ物は一番大事ですね。仁義なき闘い」
と、ルールの正当性を訴えた。
「若い子、子どもとかすごい早くて」
一方で、年次に関係なく弱肉強食なのがHKT48だ。2期生の田島芽瑠(たしま・める)さん(19)が
「HKTは早い者順なので、差し入れとかが来ても若い子、子どもとかすごい早くて…。いつの間にかなくなってます、おばさんたちの分は」
と明かすと、他グループのメンバーからは驚きの声がもれた。
HKT48と同じ福岡市を拠点にする福岡ソフトバンクホークスは、前日の10月23日に3年連続の日本一を決めたばかり。田島さんは
「平成最後の締めくくりも日本一で、令和最初も日本一。本当にすごい滑り出しなので、私たちもいいスタートを切れればと思って稽古を頑張っています」
と意気込み、同じくHKTの田中美久さん(18)も
「今、すごく博多が盛り上がっていると思っているので、こうして博多座さんで(パフォーマンスを)やる機会でも、HKT48、そしてAKB48グループで、もっと博多を盛り上げていけたら」
と話していた。
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Source: SKEまとめもん