3日、東京・秋葉原で行われた初売りで、福袋に客が殺到し、群衆の中で転倒する人が出る騒ぎになっていたことが分かりました。
■群衆「韓国の事故繰り返したいのか」
群衆:「下がってー!」「警察呼ぶよ!警察呼ぶよ!」「やばいです、救助!」「下がれ!」
人だかりの中で、怒号が飛び交います。
群衆:「倒れてる!」「下がれ!」「押すな!!」「下がって下さい!」「(福袋は)ないよ、終わり!」
押し倒されて、路上で仰向けになってしまった男性。起き上がれずに、座り込む人の姿も確認できます。
群衆:「さっきから押しすぎなんだよ。近いよ、お前」「おー押すな!!」「韓国の(梨泰院(イテウォン)の事故)繰り返したいのかね」「やばい、やばい、本当にやばい」
一歩間違えれば、大けがにもつながりかねない危険な状況。この映像は3日、秋葉原で撮影されたもので、正月の初売りに訪れた客で、大行列ができている店が多くありました。
■約70人の客 お目当ては…「不幸袋」
パソコンや周辺機器などを扱う店舗で、訪れた人たちが初売りの福袋を奪い合い、警察が出動する事態となりました。
福袋を巡って、客が殺到したために起きたという今回のトラブル。現場に居合わせた男性は、次のように話します。
目撃した男性客:「僕が行った時にはすでに、お客さん同士でもめているという形になっていました。人の押すのが激しくて。押されて倒れている方はいたように見えた。あれに巻き込まれたら、けがしたり、持っている物が壊れたりするのかな」
オープンと同時に、店頭に詰め掛けたのは、70人近くの客。お目当ては、「不幸袋」と書かれた、2023円の福袋でした。
目撃した男性客:「不幸袋だったので。ちょっと壊れてるようなノートパソコンとかが入ってたりするので。お得感はありますけど。何かしら、いわくつきというか。使える人には使えるけど、使えない人には全く使えない物になりますね」
■“早い者勝ち”店側「読み甘かった」
なぜ、客が取り合いをするような事態となったのでしょうか。店側が事前に示していた「販売ルール」を見てみました。
店のツイッター:「先着順とは申しましたが、並んだ順ではないので、早めに並んだから買えるわけではありません」
「先着順だが、並んだ順ではない」とは、どういうことなのでしょうか。
目撃した男性客:「開店の合図がありましたら、並んでいた方、皆さんが走り出しまして。僕のほうもそういうことだったのかと思って。一応、行くだけ行ってみたんですけど。行ってみたら、もみくちゃになっていました。まさか、並んだ順番を無視するような形でやると、全然想像していなくて。他の店舗だと、整理券配ってやっているのに。そういうことやらずに、こういうことになったのは、すごく残念だなと感じます」
「いち早く福袋を手に取った人が買える」というルールだったため、客が我先にと店頭に押し寄せたのです。
今回のトラブルを招いたことについて、店側は、次のようにコメントしています。
店の担当者:「コロナの規制が明けた初売りで、スタッフを配置して、客には『こう並んで下さい』と管理していたつもりだったが、あのようになってしまったのは、我々も少し読みが甘かったとも思っています」
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Source: SKEまとめもん