一種のジョークであり冗談を前提としたお約束でありリップサービスに過ぎなかった
80年代アイドルあたりから知ってるアイドルヲタクはもちろんそれが冗談だとわかっていた
遊郭でもそうだが「粋の分かる上客」と「無粋な客」がいて小粋な冗談や
掛け合いを楽しむそれが正しい遊び方だったのだ
前者はこういう小粋なジョークやお約束の掛け合いに精通していてそれは現代アイドルの現場でも全く同じである
いわゆるコールも同様でガチ恋口上という有名なコールがあるがあれなど「小粋なお約束ジョーク」の典型例である
当然だが「お約束の冗談掛け合い」一種であって本気で恋愛対象として見たり告白するものではない
「ブレイクすることはバカに見つかること」と言った芸人がいた
「嘘も100回付けば真実になる」という格言がある
まさに「アイドルの恋愛禁止」それと同じ現象だったのだ
アイドルが一般化しすぎたことそしてネットが普及しすぎたことで
もはや客ですらもない無粋極まるネットの野次馬がネット掲示板のごとく
単なる冗談を真実であるかの如く煽り荒らしバッシングのし放題なってしまった
これは単なるイタズラ電話や怪文書や不幸の手紙と同じ現象と言える
ここまで「冗談」について述べてきたが上述したものは実はかなり真面目な「文化論」である
実は「アイドルの恋愛禁止」やそのルールはそのようにしてもともと実在しない「都市伝説」のようなものであり
「ジョークの産物」だったしかしそれが独り歩きしてあたかも実在する幽霊やUMAのように扱われてしまい
もはや冗談とも本当とも付かない「都市伝説」「怪談話」が独り歩きするようになってしまったのが真実である
多くのファンやメンバーや運営スタッフですらもうこの現象の歴史的成り立ちや
本来の存在性についてハッキリと理解しているものは数少ないと言えるだろう
そこにある種の不幸が存在すると言えよう
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Source: SKEまとめもん