現在の乃木坂46在籍メンバー32人は、実は結成以来歴代最少だ。
13年前の11年8月、36人が1期生オーディションに合格し2人が活動辞退、1人が活動休止(後のキャプテン秋元真夏=翌12年10月から復帰)。実質33人からスタートし、メンバーの加入や卒業を経て今に至る。昨年1、2期生が全員卒業しメンバーが完全に入れ替わったが、今年も5年ぶりにドーム&スタジアムクラスのツアーを完走した。トップクラスの人気を維持し続けている女性アイドルグループは、芸能界でも異例だろう。
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初の神宮球場ライブ開催から10年。乃木坂46はトップアイドルとして人気を維持し、櫻坂46、日向坂46を含む「坂道シリーズ」グループは一大勢力となった。一方で最近はK-POPグループの台頭も顕著で、勢いを増している。正直、日本のアイドルグループは少し、押され気味かもしれない。他にもVTuberなど、エンターテインメント全体が多様化している。
神宮球場を含むライブの盛り上がりを目の当たりにすると、メンバーも楽曲も魅力にあふれ、まだまだ乃木坂46の人気は健在だ。ただ、その熱気を“外”の幅広い層に届けるのは容易なことではない。老若男女に知名度のあるメンバーや、誰もが口ずさめる大ヒット曲は限られるのも事実だ。
裏を返せば、32人全員がこれから国民的スターになるポテンシャルを持っている。グループとしても、ここからさらにメガヒット曲を生み出せば、大きな伸びしろになる。3代目キャプテン梅澤美波(25)も「私たち次第で、まだまだどこまででも強く、大きなグループになれると思っています。もっともっと強くならなきゃいけないと思いました」と誓っている。
【横山慧】
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Source: 乃木坂46まとめの「ま」