元ＮＧＴ４８の女優・山口真帆（２４）が５日、東京・ヒューリックホール東京で、自身初の舞台出演となる「走れメロス～文豪たちの青春～」（内博貴主演、１３日まで）の初日を迎えた。

　波乱に満ちた文豪・太宰治（内）の人生を、浪漫と情緒豊かに描く。山口は太宰の愛人のひとりで、共に入水し自ら命を絶った山崎富栄役を演じる。

　舞台初挑戦の山口は「分からないことが多々あったのですが、皆さまのお力添えをいただいて初日を迎えることができた。精いっぱい頑張りたいと思います」と気合十分。
「（共演者の）皆さん、優しかったです」と感謝した。共演の千原せいじ（５０）から「“厳しい環境”で育ってきたから。厳しい環境で育ってきたから、みんなが優しく、やな」とツッコミが入ったが、「（千原は）すごくユニークな方で。皆さん優しかったです、とても」と笑顔で返した。

　苦労した点には「シーンによって、すぐに感情が変わったりするので、そこの切り替えが大変でした。皆さまのお力添え、アドバイスをたくさんいただいて頑張りました」。
主演の内からは「初舞台なのに、肝が据わっている。そう思ったのは稽古中、演出家の方に『ああして』『こうして』と言われても、返す言葉が『なるほど』『了解！』。それを見た時に、この子はスターになるなと思いました」と太鼓判を押された。

　愛知公演は２２日に名古屋市公会堂、大阪公演は２５日から梅田芸術劇場で。
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