9/27(日) 7:05
兼近:こうした状況になったのは、ネットの力だと思っています。これは確実にそうで、ネットが古い体質を白日の下に晒してしまうようになったんですよね。
たとえば、事務所とかテレビが自らにとって都合の悪い芸能人を外すとか、干すとかしたとしましょう。
すると「それは間違えているよ」「それはパワハラでは」というのをネットが大きな声で指摘する。事務所が「干す」という行為をした場合は、納得できる理由を出さなくてはいけないんですよ。
ネットがなかったら、“事実”として世に出ていたウソもあるわけです。でも、本人が「違います。マジ萎えぽよ!」なんてツイッターで発信したら、事務所もダメージをくらうわけです。
――萎えぽよ!
兼近:そんなことから、事務所は正しい方法しかできなくなったわけです。正義感というか、いや、正真正銘の正義でなくてはいけなくなったのです。元NGT48の山口真帆さんの件がでかいかなと思います。
――いわゆる「暴行事件」の際、運営会社の会見中に山口さんがツイッターで「リアルタイム否定」をした件ですね。
兼近:正しさを求める日本の社会では、ウソをついたり、悪いことができなくなっている。
そういう意味では、正しくない情報が流れなくなるのもネットの現状。タレントとしてはいわゆる“大きな力”にビビる必要がなくなりましたし、味方をつけやすくなったといえましょう。
今は自分で事実を発信できるようになりました。事務所とタレント本人とメディアのパワーバランスがネットの発展により崩壊したのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fe6062b97a0b193716a8202cf6e6f783e7b1e52
http://chikakb.ldblog.jp/js/feed2.js
続きを読む
Source: 地下帝国 – NGT48
Source: NGT48まとめ×2