文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/761076ecd11c62b0bb408d622b614f075ae9ec75
■オリコンランキングの終焉
ひとつは、音楽人気を計る基準がビルボードチャートに変わったことだ。
オリコンが2018年末までCD売上のみのランキングだったのに対し、ビルボードはCD販売だけでなく、
音源ダウンロード販売やストリーミングサービス、動画再生数など複合的な指標を用いて曲単位でチャートを構成する。
現在は8項目の指標からなり、その比重は毎年変えられている。
■“ポスト指原”を生み出せなかった
次に、AKB48人気の退潮要因として挙げられるのは、指原莉乃など中心メンバーの相次ぐ卒業・離脱だ。
指原は、2009年から2018年まで10回おこなわれた選抜総選挙で4回もトップに立つほどの人気だった。
前田敦子や大島優子を中心とした初期の人気メンバーが卒業していった後に、AKB48を支えた存在だった。
そんな指原が2019年4月に卒業した。2018年の総選挙にも参加せず、卒業は既定路線だった。
残されたメンバーに、指原の穴を埋める存在はいなかった。
2018年の総選挙で1位となったSKE48の松井珠理奈の人気は一般化せず、
韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』を途中降板した後に、体調不良で活動を休むことが増えていった。
■『PRODUCE 48』で人材が流出
人気メンバーとして期待されていた宮脇咲良は、同じく『PRODUCE 48』を機に韓国に渡り、
IZ*ONEのメンバーとなってK-POPの世界で大活躍をしている。
2021年4月までの期間限定での活動ではあるが、IZ*ONEはK-POPのガールズグループのなかでは
BLACKPINKとTWICEに次ぐ人気を維持している。
■“雑な運営”が明らかになったNGT事件
3つ目は、2019年1月に発覚したNGT48の不祥事だ。
メンバーのひとりがファンに襲われた事件は、運営会社・AKS(現ヴァーナロッサム)の事後処理の不手際によって状況がひどく悪化した。
2020年に発売されたCDは1枚だけ
■そして最後は、新型コロナウイルスの直撃だ。もちろんこれはアイドルグループだけでなく多くの業界に打撃を与えているが、
AKB48グループにとってはより大きなダメージとなっている。「会いに行けるアイドル」にとって、握手会やライブは感染リスクとなるからだ。
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Source: SKEまとめもん