1 : 47の素敵な(大阪府) (7段) : 2021/05/05(水) 22:10:19.48
「スキャンダルこそ人間の本質」 ――文春と新潮のOBが語る、週刊誌ジャーナリズムの真実
──人間の業を描くとなると、人間の醜い部分まで掘り出す必要がありそうです。雑誌ジャーナリズムの意味はどこにあると思いますか。
森「簡単に言えば、雑誌の華はスキャンダルなんです。だけど、文学もスキャンダルなんですよ。最初は文芸のスキャンダルを文芸誌の『新潮』で書いて受けていた。それを見た齋藤さんが、週刊新潮でやればもっと幅広く受けるんじゃないかと考えた」
柳澤「戦前の月刊『文藝春秋』も、作家の直木三十五が文壇のスキャンダルを書いたことが躍進のエンジンになった。だから、直木賞は直木三十五がすごい作品を書いたからというより、文壇スキャンダルの記事で雑誌にすごく貢献してくれた友人を顕彰する賞としてつくられたようです」
森「スキャンダルにこそ人間の本質が潜んでいると。それは当たっている気がしますね」
柳澤「最近の週刊文春の躍進を牽引した新谷君は、植木等や立川談志の言葉を借りて『分かっちゃいるけど、やめられない。人間の業を肯定する』と言います。例えば、AKB48には男女交際禁止というルールがある。それでも付き合ってしまう子がいる。それが人間ってものじゃないのと。そんな人間らしいものを捉えるのが週刊誌で、きれいごとばかりじゃ息苦しいだろう、と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61abc59ccdac9b1c7cae902a841d3405f85f11c9?page=3
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Source: 地下帝国-AKB48まとめ