彼女はSNSを通して「検察庁法改正案」や「Black Lives Matter」など
政治や社会問題に関する発信を行っており、自分の考えを伝える姿がたびたび話題となっている。
「政治について発信するようになったのは、新型コロナウイルスがキッカケでした。
私は10代から7年間アイドルをやってきたので、『私はプロデュースをされるもので、
誰かの意見を伝えるスピーカーなんだ』とずっと考えていて。
でも“芸能人としての秋元才加”と“一国民としての秋元才加”を考えたときに、
自分が思ってることを引っ込めてでも芸能界に居続けたいかなぁと思うようになったんです」
「芸能人である前に一国民」。そうした考えから発信を続ける秋元。
今作「山猫は眠らない8」も、彼女の考え方に影響を与えたようだ。
「撮影中、ハリウッドは自分がどう思ってるのかをちゃんと人に伝えていく文化だと
改めて気づきました。『人がどうじゃなくて、あなたはどうなの?』って
聞かれたことが結構ショッキングで……。でも、宙ぶらりんな生き方よりも
自分の意見をちゃんと伝えるほうが生きてるっていう感じがします。
芸能人はこれからビジュアルだけじゃなくて、きっとその人の本質も
見られていくんじゃないかな」
秋元は「自分の意見を伝えることは、責任が出てくるんです。
それに『私はこう思う』って伝えることで私のことを嫌う人も出てくる」と言う。
そのいっぽうで、こう結ぶ。
「でも個人の発言や意思を止めることって、他人には本来できないんですよ(笑)。
何より意見を言う分、私のことを好きになってくれる人もいると思うんです。
1人の人間として気持ちよく生活できて、俳優としても秋元才加の個性を大事にしたい。
その方法を今も模索中です」
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Source: 地下帝国-AKB48まとめ