先日、タレントの中川翔子さんがネット上の誹謗中傷に対して声を上げたことをきっかけにスタジオで議論を交わした20日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、この日のMCだったAKB48・柏木由紀さんが誹謗中傷を受けた過去を明らかに。
先日、タレント・中川翔子さんへ誹謗中傷コメントを書き込んだとした男が逮捕された事件。
昨年、ネット配信番組の出演者がネット上の誹謗中傷を苦に自ら命を絶ったものの、誹謗中傷に対しては「なんでもかんでも誹謗中傷というのはよくない」、「時には否定的な意見も必要でしょ」という意見も。
すると、「やっぱりこういうお仕事してるので誹謗中傷を目にしますけど」と誹謗中傷被害に遭ったことがあるという柏木さん。
「攻撃する目的であったり、VTRであったように愚痴のつもりであったり」と様々な誹謗中傷の形があると指摘した上で、
「結構多いのがインスタグラムなどのDM。直接送れるものってたとえば本名も出てて、その人の顔も子供を抱っこしてる写真とかもあって、それが長文で『こうこうこういう理由であなたが嫌いです』みたいな」と実際に送られてきた誹謗中傷の内容を明かしたのでした。
ただ柏木さんは「『消えてほしい』というのを見た時に『この人って悪気はないんだろうな』みたいな。なんか『大多数の人がこう思ってるだろう。だから私がその意見をまとめて言ってあげた』ぐらいの正義感のようなものを感じることがすごいある」と分析。
その上で「そういう人の誹謗中傷をなくすのってすごい難しいんじゃないかって」と持論をまとめました。
「悪質だ」誹謗中傷への対策続々
「あなたが嫌い」、「消えて」などという誹謗中傷の被害に遭っていた柏木由紀さん。
するとSNSを悪用し、著名人本人に悪質なメッセージを送信するという行為に、
「有名人は特にひどいだろうね。名前が知られている人ほど大変そうだ」
「面と向かって言えないことを送ってくるって悪質だな」
などと視聴者からも同情の声が。
社会問題となっている誹謗中傷、しかし現在は悪質なメッセージの規制が進められているのだそう。
「今月に入り『Yahoo!ニュース』のコメント欄、通称ヤフコメと呼ばれる箇所にAIが導入されることが明らかになりました。AIの導入によって悪質な書き込みに対する警告や場合によってはコメント欄の閉鎖という措置が取られるようです。世界的にもネット上の誹謗中傷への対策が加速していますし、SNS全体に浸透していくのも時間の問題なのかもしれません」(ライター)
誹謗中傷の書き込みをしたことがあるという人はネットユーザーの7%。
しかし誹謗中傷の書き込みを目にしたことがあると回答した人は全体の70%と、一部の声がたくさんの人の目に留まっていることからも、たとえ数は少数だとしても規制は必要なのかもしれません。
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Source: 地下帝国-AKB48まとめ