作詞家でプロデューサーの秋元康さん(63)の「作詞術」が、2022年3月20日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で紹介された。
重要なのは「誰が歌うのか?」ということ
スタジオには音楽プロデューサーのいしわたり淳治さん、シンガーソングライターのスガシカオさん、アイドルグループ「乃木坂46」齋藤飛鳥さんが登場。秋元さんが手掛けた楽曲を例にとり、その歌詞の魅力が語られるとともに、秋元さんのアンケート形式のインタビューが放送された。
年に200~300曲を作詞し、常に約10曲の締め切りに追われているという秋元さん。作詞をする際は、「誰が歌うのか?」とその歌い手が歌からこそ最も説得力がでるような言葉選びを重視していると明かし、
「(歌い手が)すでにあるもの、持っているものを歌詞にしているのかもしれないです」
とプロデュースとしての考え方を語る。また、大学生の頃に歌番組「ザ・ベストテン」の構成作家をしていた経験から、「(スタジオの)セットを作りやすい(ビジュアルが浮かぶ)=ヒットしやすい」という方程式を学び、以来映像的な作詞を心掛けているのだとか。
「秋元先生の作詞の能力はバケモンだと改めて気づかされました」
そんななか、いしわたりさんから「新しい言葉を誰よりも早く使うのも秋元さんらしい」という指摘が。たしかに、「BAN」(欅坂46・2021年発売)や「フライングゲット」(AKB48・2011年)など、流行り言葉を用いた楽曲が多く見受けられるが、これについて秋元さんは
「今ネットで流行っている言葉を使ったら面白いかな… というふざけた部分はあるかもしれないですね」
と回答。しかしながら、新しい言葉のリサーチ法についてはとくにしていないそうで、
「40、50、60代のおっさんとして生活のなかで耳に入ってくるぐらいの言葉がちょうどいいんじゃないかって思ってます」
と説明していた。
秋元さんが明かした「作詞術」に、視聴者からは
「秋元先生の作詞の能力はバケモンだと改めて気づかされました」
「秋元さんが何を考えて作詞しているのかを知れて面白かった 聴いた人の頭の中に同じ映像が思い浮かぶような歌詞だったり 歌う人が誰なのかによって言い回しだったり言葉選びを変えているということ」
「秋元康さん、年間300?400も作詞してるの?! いや…ほわぁ…超人だわ…」
などの反響があがっている。
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Source: 地下帝国-AKB48まとめ