SKE48の松井珠理奈が、自身の卒業コンサート開催について語った内容が物議を醸している。

　9月26～27日に日本ガイシホールで卒業コンサートが予定されていた松井だが、SKE48は1日、開催延期を発表。
同運営は「SKE48ファンの皆様に『卒業』の晴れ舞台に立ち会っていただくことが出来ないため、止むを得ず延期という判断に至りました」と説明している。

　8日、マスコミの囲み取材に応じた松井は、「最後は支えてくださったファンの皆様の前で、卒業という形を見ていただきたい、送り出していただきたい」「いつになるかわかりませんが、延期という形にさせていただきました」とコメント。
無観客コンサートで卒業するメンバーもいるなか、“有観客”へのこだわりを見せた。

　1日に行われた「SHOWROOM」の生配信でも、「今なら配信になっちゃうと思う。ファンの方が『ちゃんと送り出したい』と言ってくださる方が多くて、コメントを見ながらウルウルしました」と語り、ファンの思いを優先させた松井。

そんな松井に対し、ネット上では「卒業は延期になってしまったけれど　まだまだSKE48でアイドルしている珠理奈さんがみられることが嬉しい」「しっかりファンの方みんなで送り出せる日がくるといいなぁ」といった声が相次いでいる。

　だが一方で、「一度卒業を決めたのなら、延期するより前に進むべきでは」「卒コン、5年後とかになるかもしれないのに……」という声も。

　また、8月に「自分がやりたいこととか、この先のお仕事が決まっていくなかで、今ここで決断しないと」と潔く卒業を発表したNMB48・吉田朱里と比べ、
「松井は卒業後の仕事が決まっていないのでは？」との憶測も飛び交っている。

　しかし、松井は昨年12月に「E-TALENTBANK」に掲載されたロングインタビューで、アイドルグループ「＝LOVE」や「≠ME」のプロデュースを手掛ける指原莉乃を「超えるプロデューサーになりたい」としっかり展望を語っている。
具体的には、卒業後に秋元康氏に弟子入りし、松井が歌詞などを手掛けるのだという。

　インタビューでは“卒業後”と語っていたが、いつ卒業できるかわからない状況なだけに、卒業前に“秋元氏の弟子”になる可能性もあるかもしれない。

　あくまでも“有観客コンサート”にこだわる松井。名プロデューサーという目標のためにも、早くファンに会えるといいが……。

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