例えば、乃木坂46のメンバーで読書好きを公言する高山一実は、小説を出版しベストセラー作家となった。また、元乃木坂46メンバーの伊藤かりんも、現役時代から将棋好きであることをアピールし、将棋番組への出演を果たしている。そんな中、まさかの“お笑い”を武器に人気を獲得しているアイドルがいる。NMB48の渋谷凪咲(24)だ。
(中略)
一方、渋谷の快進撃に関しては別の見方もある。放送作家はこう分析する。
「世論やコンプライアンス重視の風潮もあり、今、女性芸人が一斉に“容姿いじり”をしない方向にかじを切りました。テレビでの使い方、使われ方もかなり変わってきており、それに順応できない女性芸人も出始めています。それならば、『面白ければ芸人じゃなくてもいい』と、アイドルの分野でお笑いの才能のある子たちの出番が増えている側面もあると思います」
使いづらくなった女性芸人の「代用枠」として起用されている可能性もあるようだが、今後、渋谷が本格的にその波に乗っていくには、さらなる努力が求められる。
「バラエティー番組で圧倒的な存在となった指原莉乃さんをはじめ、菊地亜美さんや朝日奈央さん、野呂佳代さんなど元アイドルたちもずいぶん増えました。“アイドル枠”だからというだけでは番組には滑り込めません。いまのアイドルは、かつてのグラビアタレントのように『どうすればバラエティーで生き残れるか』を研究している子も多い。渋谷さんもそうしたライバルたちと番組のいすを争っていくことになるでしょう」(同)
渋谷の評価次第で、今後は「お笑い」もアイドルのセカンドキャリアの選択肢となるかもしれない。
https://dot.asahi.com/dot/2021062600008.html?page=1
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Source: SKEまとめもん